2012/11/03

もうすぐリリースだぜよ〜


あう~、
せ、先日、LIVE前に人間のメイクを落としていた時、
頭にハエがとまって、3秒後、落ちて死んだぜよ。
その5分後、狂ったように旋回してたぜよ。
あいつもゾンビになったんだぜよ。良かったぜよ。

あ~、う~、
い、いよいよ3日後,
NEW ALBUM「DEADMAN GOES」リリースだぜよ。
ゾンビになる前に綴ってたアルバムに向けた想いだぜよ。

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前作から4年弱、そんなに経ってたんだ。
確かにいろいろありすぎた。

本当の本当の本当に何度も思ったよ。「もうダメかも」って。
でも同時に「絶対大丈夫」とも思ってた。

自分の役割が何なのかわからなくなって、
自分の必要性を疑って、
自信がなくなり、
しかもそれは周りのメンバーにも伝染して、
もくもくと曇った時間が過ぎていって、
なんだか生きてる心地のしない瞬間が何度もあった。

ちょっと良い曲ができては頑張って、
やっぱり納得いかなくて行き詰まって、
自分だけがダメなんだと思ったり、
あいつがおかしいからだ、とか俺だけ正しいとか、
くだらない事ばっかり考えて、、
本当はくだらなくないのに、くだらないって思ってしまうんだよね、そういう時って。

実はみんなして一生懸命、真剣に手を差し伸べ合ってたのに、
良かれと思って差し伸べられた手も、厭みとして捉えてしまう。
そう捉えられた側はもう手を差し伸べてくれないよ、普通。

メンバーが一人抜けて、柱が一本無くなって崩壊しそうな家みたいになって、
腰を壊してドラムが叩けなくなるかもって覚悟して、

いや違う、
一回全部壊れたんだよね。
ドラム叩く事も一回諦めたんだよね。
0からやりなおし。

で、改めて「あ、繋がってた」って思った。
そして、
そもそも音楽をやる意味さえも考えさせられる出来事があって。。

本当、いろんなことがありすぎて、
どう言ったらいいか、
とにかくゼロから立ち上がったのさ、我らアロウズは。

で実際アルバムの制作はというと、

いつもVo竜二くんが新曲デモを作ってきて、それをメンバーが聴いて
みんなでアレンジしていくんだけど、
後に名曲となって完成する曲はまずデモの時点で何かある。

アロウズ結成初期からそうなんだけど、
自分の中で何かドキっとしたり、キュピーン!ってなる瞬間があって、
一気に景色が思い浮かばされる。
ではいったい何を想って歌ったのか問うてみると、
物語を語ってくれるわけ。それが大好きでね。

今回のアルバムは全曲キュピーン!なんだよ。

だからこそ、いろんな音が欲しくなるんだよね。
それをしっかり形として作り上げる作業、
いわゆるエンジニアを山ちゃんがやるという、偉業も成し遂げてね。

するとね、仕上がって来た頃に困るわけ。
うか「いや、これ実際人力で叩けないなーこんなリズム、どうしよ」
キャン「このグルーヴめちゃくちゃ難しい!どうしよ」とか
山ちゃん「鍵盤弾かなかん、どうしよ」とか。
竜二くんはVoとして初の語り調やラップの曲もあって。

それぞれ全員めちゃくちゃ研究して練習して、ものにした。
新しい事に挑戦して、それを成し遂げて、
さらに練って練って、
また悩んで、また作り治して、
繰り返して繰り返して出来上がった傑作なんだよね。

いろんな出来事があったからこそ、出来上がったと思うし、
こんなに期間があいても、ずっと応援して支えてくれた人がいっぱいいて、
ずっと期待して待っててくれる人がいっぱいいたからこそ。
本当にありがとう!
お待たせしました!

うかちん
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うへ~、
何言ってるのか全然わからんぜよ。
全員ゾンビになったから一緒だぜよ〜。
とにかく買って聴いて欲しいぜよ。

[ds鵜飼孝治]